一級建築士事務所 株式会社ビーゴーイング








 設備設計とは?


設計といえば建物・・・と思っていませんか?

 建物を人に例えるならば、雨・風を凌ぐ外装材は、『皮膚』防寒上欠かすことの出来ない断熱材は、
『皮下脂肪』建物を支える柱・梁は、『骨格』柱と梁を堅固につなぎ合わせる鉄筋は、『筋肉』等々で
あり、これらエクステリアを建築が担い、建物の外観及び構造体が形成されます。

同様に設備を人に例えるならば、収集したデーター・情報を解析し命令を下すコンピューターは『頭
脳』、コンピューターの指示・伝達を速やかにローカル機器に伝達する通信ケーブルは『神経』、ガ
ス・油などを燃焼し温熱媒体を作り出す(代謝)ボイラーは『肝臓』、建物の隅々までエネルギーを送り
込むポンプは『心臓』、エネルギーを搬送する各種配管は『血管』、等々に例えることができます。

即ち、建物の生命そのものを司るのが設備であると言っても過言ではないでしょう。
この様に、建物は設備が息吹を吹き込んでこそ、快適な居住、あるいは執務空間が得られます。それが
無ければ、ただの『器』化してしまいます。


 設備は、身近にあってもほとんど存在が意識される事がありません。
『快適なウォシュレット』・『シャワーから出る潤沢なお湯』・『安全に供給されるガスや灯油』『当
たり前のように
点く照明、暖房』などの一般家庭設備から、高度情報化社会に不可欠な携帯電話・パソ
コンを利用したインターネットなどの『インフラ整備』無の静寂が要求される音楽ホールや先端技術開
発のための清浄空間等の『高度空調設備』の構築。更には、省エネルギー・サスティナブル化の推進を
通じての『地球環境保全』に至るまで、建築環境に留まらず地球環境をも含めた広範で多岐に渡る重要
な役割を担っています。


 一般的には、設備設計も全て建築士が行うものであるような認識をお持ちの方も少なくないと思いま
すが、設備設計は、高度な専門知識を持つ『建築設備士及び設備設計者』があたります。

特に、多種多様な建築物が計画される今日では、『建築設備士』が建築士と互いに充分な意見交換や助
言・提案を重ねることによって、晴れて一つの建物の設計図が完成します。設備は、建物のライフサイ
クルの中でも特に寿命の短いものであり、最終的に建築が取り壊される迄の間に数回の更新が繰り返さ
れます。フローからストックヘ、建物も定期的な診断や予防保全を行い長寿命化が計られる時、建築設
備設計者は、これら豊富な経験と技術力をもって、身近な環境から建築物と地球環境に至る総合的なコ
ーディネート役を自認すると共に、今後も期待と信頼に応えるべく切磋琢磨、技術の研鎖に努めていき
ます。